AppleのiPhone下取りサービスを使っていらないスマホを売ってみた
早速iPhone下取りサービスを使ってみた
ようやく日本でも始まったiPhoneの下取りサービス。Apple Store(アップルストア)でiPhoneを購入する際に、今まで使っていたスマホを下取りに出すことができるサービス。最大で36,000円の割引が受けられます。
そこで、使ってないiPhone5があったので早速この下取りサービスを使ってみることにしました!多少古い機種ではありますが、画面割れ等はないので少しでも高く下取りしてもらって、あわよくばiPhoneSEの足しになればいいなぁ程度の低空からのスタートですw
結果、かなり満足のいく値段でiPhone5を下取りしてもらえましたし、アップルストアギフトカードは用途自由だったのでiPhone以外を購入する時にも使えました!そんな最強なAppleのiPhone下取りサービスの体験レポートです。
AppleのiPhone下取りサービスの概要を紹介
この下取りサービス、Apple Storeの店頭ならその場で新しいiPhoneの代金から割引、オンラインからだと下取り金額分のアップルストアギフトカードが受け取れます。利用条件は20歳以上の免許等身分証明書が提示できる方限定です。
オンラインで下取りした時にもらうことのできるギフトカードは何にでも使えます。僕は結局iPhoneを売ってアップルストアでAppleWatchを買ってしまいました!w
今回はオンライン下取りサービスを利用する
まずはここから!公式サイトから査定をします。製造番号(IMEI)を入力します。IMEIの確認方法は「設定」>「一般」>「情報」>「IMEI」です。この数字を入力します。
いくつかの質問に答える
すると製造番号から自動で機種名が表示されるので、色と容量を選択したらいくつかの質問に答えます。この質問の回答次第で下取り金額が変わります。画面割れや水没がなければ基本的に全て「はい」でいいでしょう。
ちなみに画像下の「水濡れによる損傷」は損傷がなければ「はい」損傷があれば「いいえ」なので注意が必要です。うっかり「いいえ」にすると水没品として見積金額が出ます。(ちなみにiPhone5は水没品だと0円でした)
見積金額が表示される
すべての質問に答えると見積金額が表示されます。今回は9,300円でした。iPhone5にしては高い金額です。すでに3世代も前のiPhoneなので、オークションや買取サイトのiPhone5への評価は結構低いです。。。
色々試してみたのですが、iPhone5の場合はどれか1つでも「いいえ」を選択すると下取り金額は0円になってしまいました。恐らくもうあまり価値は無いのでしょう。
傷の多さは査定にあまり関係ないみたいなので、下取りして欲しいiPhoneが傷だらけであっても、画面が割れていなくて水没していない限りは強気に出て良いでしょう。最後には人の目で査定を行うわけですから、申し込みの時点での査定価格は高い方が良いに決まっています。(でも、ウソの記述はだめですよw)
ちなみにその他のデバイスの下取り金額は以下のとおりです。(全部調べた)
iPhone5 | 9,300円 | 色、容量関係なし |
iPhone5s | 14,600円 | 色、容量関係なし |
iPhone5c | 7,100円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 | 31,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 Plus | 36,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6s | 0円 | ※プログラム対象外 |
iPhone6s Plus | 0円 | ※プログラム対象外 |
(※2016/04/14時点)
あくまで新しいiPhoneを購入するための下取りサービスなので、最新機種であるiPhone6sシリーズは対象外のようです。最大価格はiPhone6 Plusの36,000円でした。
【追記】
iPhone7が発売された今、iPhone6sも下取りサービスの対象になりました。下取り価格も変更になったので、新しい表を記載しておきます。
iPhone5 | 5,100円 | 色、容量関係なし |
iPhone5s | 7,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone5c | 4,200円 | 色、容量関係なし |
iPhoneSE | 17,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 | 19,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 Plus | 22,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6s | 27,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6s Plus | 33,000円 | 色、容量関係なし |
(2016/11/14時点)
iPhone6シリーズに加え、iPhoneSEも追加されました。iPhone5は5,100円になり、前回僕が下取りをしてもらった時の半額程度になってしまいました。まぁ発売から4年も経っているのである意味当たり前の結果ではあります。iPhone5cが世代的は一つ前のiPhone5と同じ下取り価格になってしまったのも気になります。
一番一般的と思われるiPhone6 Plusの64GBの買取価格がネットで調べたところ62,000円なので、iPhone6シリーズの人はどこで売ったらお得なのかよく検討してみるのがいいと思います。(買取価格はブログ作成時点2016/04/14のものです)
【追記】
追記時点(2016/11/14)の買取価格は44,210円になっていました。Appleの下取りサービスより高いことには変わりありませんが、やはりiPhone7が出てきた影響ですね。このように、下取り価格は時間が経つほど下がっていくので、早めに売ったほうがお得ですね。
2017/05/09価格改定
そして更に昨日(2017/05/09)Appleは下取りサービスの金額改定を発表しました。現時点での最新価格は以下の通りです。
モデル | 新下取価格(5/9) | 旧下取価格(11/14) | |
iPhone5 | 5,100円 | 5,100円 | 色、容量関係なし |
iPhone5s | 7,000円 | 7,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone5c | 5,100円 | 5,100円 | 色、容量関係なし |
iPhoneSE | 16,000円 | 17,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 | 15,000円 | 19,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6 Plus | 18,000円 | 22,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6s | 25,000円 | 27,000円 | 色、容量関係なし |
iPhone6s Plus | 32,000円 | 33,000円 | 色、容量関係なし |
僕が前回追記した時よりも下取り価格がさらに下がりました。iPhone6シリーズは、そろそろ旧世代といっても過言ではないため、下取り価格も当初よりだいぶ安くなってしまいました。(36,000円→22,000円→18,000円)
年数が経てば経つほど価値がなくなってしまうのは仕方がないことですが、当初の半額になるとは驚きです。逆に、完全な旧世代であるiPhone5シリーズはもう底値といった所でしょうか。今回も価格の変動はありませんでした。
金額に納得したら申し込みをする
よっしゃ売ったろと思ったら申し込みをしていきます。所有権は移行しますよとか、データは消してくださいねとか、SIMカードを抜いてねなど、いくつかのチェックをクリアしていきます。
忘れてはいけないのがiPhoneの充電です。査定の時に電池がないとチェックができないのでなるべくフル充電の状態で送りたいところです。最後にデバイスの電源を切ったら事前準備は完了です。
申し込み完了
途中説明に従いメールアドレスの入力や、無料で送られてくる送付キットの発送先住所などを入力していきます。全ての入力が完了したところで、申し込みは完了です。あとは説明にもあるように、送付キットの到着を待ちます。
注意
送付キットは必ず身分証の住所に送りましょう。職場や実家など、身分証の住所と異なる場所に送ると受け取りができません。これは古物営業法上どうしようもないことで、必ず身分証の住所と送付キットの住所は合致していないといけないのです。
ちなみに、僕はうっかり職場に送付キットを送ってしまったので、免許証の住所と合致しなくて(当たり前)一旦手続き自体がキャンセルになってしまいました。そのせいでギフトカードを受け取るのが1週間ほど延びました。。。
無料の送付キットが届いた
申し込みから数日、佐川が送付キットを持ってきてくれました。箱の右下に「受取人確認サポート」と書いてある通り、キットを受け取る際に免許証等の提示を求められます。キットの送り先の住所と身分証の住所が一致すると無事に受け取れます。
送付キットの中身
- 梱包用のプチプチ
- マニュアル
- 申込書
- 返送用の送り状
送付キットの中身はこんな感じでした。マニュアルにはデータを消してくださいとか、SIMカードを抜いてくださいとか、事前にホームページで確認したようなことが書いてあります。荷造りの方法も書いてあるのでこれに従って梱包しましょう。
申込書には名前を記入して返送します。iPhoneをプチプチに包んで、申込書と共に箱に詰めたら返送用の送り状を貼り付けて記載されている住所へ送ります。唯一問題なのが発送が佐川ってことです。
佐川はコンビニ発送ができない
佐川急便はコンビニから送ることができません。でもiPhoneの下取りサービスの送り状は佐川なのです。佐川に電話して集荷手配をすることは可能ですが(もちろん無料)、普段あまり家にいない人はコンビニ発送をしたい所です。
自分は仕方なく佐川の営業所まで行って発送をしてきました。ヤマトやゆうパックだったらコンビニから送れるから便利なんですが、ここがマイナスポイントと感じました。
待つこと9日、査定結果が出た
査定を申し込んでから9日、ようやく査定結果が出ました!結果は事前見積通り9,300円という結果に。画面が割れたり水没していなければ多少の傷や凹みは減額されないようです。よかった!
下取り価格は、画像の通りアップルストアギフトカードで支払われます。
これ、個人的な意見ですがもし事前査定で0円となっていた場合の査定価格はどうなるんでしょうか。。。iPhone5は事前査定で少しでもマイナスイメージになる箇所にチェックを入れると一発で査定価格が0円になります。
弱気に事前査定をして0円のまま進めていたら、この9,300円は受け取れなかったのかもしれないと思うと怖いですよね。条件など、もう少し丁寧に解説されていればもっと使いやすいのかもしれません。
Apple Storeギフトカードが発行された
そして査定完了のメールから1日経たずに、無事に自分のアカウントに対してアップルストアギフトカードが発行されました!これで無事に下取りサービスが全部終わりました\(^o^)/
Apple Storeギフトカードってことは必ずしもiPhoneの購入に使う必要はないってことでしょうか。AppleWatchでもiPadでもなんでも使えるっぽいですね。
【追記】
僕は結局このギフトカードをAppleWatchを買うために使用しました。購入時に普通に使えたので、このアップルストアギフトカードはApple製品を買うためならなんでもOKなのかもしれません。よかった!
まとめ
というわけで無事に使ってないiPhone5を9,300円で下取りしてもらうことができました!査定申し込みからアップルストアギフトカード発行まで9日と、宅配買取サービスとしては一般的なスピードで完了したのも個人的には嬉しいポイントです。
iPhone5を売りたい人には無条件でおすすめ
この下取りサービス、オークションや他の買取ショップではあまり値段が付かないiPhone5を割りと高く下取りしてくれるところがポイントだと思います。逆に、iPhone5s以降は他の買取サービスを利用したほうが高く売れることもあるため、比較的新しいiPhoneを売りたい人は比較してからの方が良いです。
SIMフリーのiPhoneを購入したい人におすすめ
携帯大手3キャリアが行っている下取りサービスだと、自社のiPhoneを購入することが条件になっています。つまりSIMフリーのiPhoneを購入したい人にとってはキャリアの下取りサービスが利用できません。
iPhone6sならキャリア版を購入した後にSIMロックを解除してSIMフリーにするという使い方もできますが、若干面倒ですよね。Appleの下取りサービスならそのままSIMフリーのiPhoneを購入できるので手間がかかりません。
価格を比較してから最適なサービスを選ぶ
下取りサービスは一長一短です。高く売ることが目的なら別の所で売ればいいし、Apple StoreでSIMフリーのiPhoneを購入したければこのサービスを使えばいいし、人によってメリットは異なります。
どこに価値を見出すのかで、自分に合ったサービスを選ぶのが一番賢い使い方と言えそうです。