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【旅行の醍醐味】初心者だけど北軽井沢の陶芸体験で器を自作してみた

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こんにちは、ふーやん(id:Hartmut) です。

 

突然ですが皆さん旅行先ではどんなことをしますか?

 

風景を見たり買い物をしたり、美味しいものを食べたりいろいろあるかと思います。

 

けど、僕は陶芸教室を強くオススメしたい。

 

理由は特にありません。なんとなく旅先の体験っていったら陶芸かなぁという感じです。

 

 

そんなわけで僕は昨年軽井沢に一人旅をした際、陶芸教室へ行ってきました。

 

そこで体験した内容を画像付きで紹介したいと思います。

今回陶芸体験をしたのは「美土里の洞」

軽井沢旅行の大まかな流れは前回のブログで紹介しています。

今回は、旅行の2日目で行った北軽井沢のお話です。

 

陶芸体験させてもらったのは、北軽井沢にある「美土里の洞(みどりのほら)」というところ。 


⇒美土里の洞ホームページ

 

事前に予約しておけば、陶芸体験をすることができます。

 

北軽井沢の他にも草津でも同様の体験を行っているようなので、詳しくは電話で問い合わせてください。

 

この記事では、器を作る過程を紹介していきます。

陶芸体験で器ができるまで

今回僕が体験したのは「手びねり」と呼ばれる手法。

 

電動で回るろくろではなく、手で形成して最後に手回しのろくろで形を整えるというものです。

 

最初に先生から陶芸用の土を受け取るところからスタートです。

 

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これが形成され色を付けて窯で焼かれて器になるのです。

 

ここからは僕のセンスと器用さが全てなので、慎重に作っていきたいと思います。

 

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と言っても実際は先生が丁寧に教えてくれるので、あんまり気負いすることはありません。

 

空気を抜きながら泥団子みたいな形にして、これから器やお皿にしていきます。

 

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最初に作ったのは平皿。ここまで手で形成しました。

 

団子状の土から平たく伸ばして、お皿のフチは新たに用意した土を、水を含ませたスポンジを使って付けていきます。

 

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あの状態から手回しのろくろを使って綺麗に形を整えます。

 

指の形が残っていたので、ろくろを回しながら水を含ませたスポンジで跡を消していきます。

 

余計な土は落として軽量化も図ります。じゃないと重いお皿になってしまうのです。

 

これで一旦平皿は終了。次は本命のどんぶりに挑戦したいと思います。

 

丼に求める条件は「深いこと、持ちやすいこと、大容量なこと」の3つ。

 

自作だからこそ理想の器が作れるっていうのが陶芸体験のメリットですね。

 

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器は底だけ作った状態から、周りにどんどんフチを付け足していくイメージ。

 

太い縄状の土を、どんどん重ねて高くしていきます。

 

この時注意したいのが、空気が入らないことと形を崩さないこと。この辺は先生がしっかりアドバイスをしてくれます。

 

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だいぶ底が深いどんぶりになってきました。

 

フチを付け足していくほど、土の重さで底が広がっていくので、手でこまめに調整しながら形成していきます。

 

あんまり口が広い丼は理想ではなかったので、先生のアドバイスをもらいながら頭の中のイメージに近づけていきます。

 

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手回しのろくろに移し替えて最後の形作りを行います。

 

半分先生に手伝ってもらっていたのはここだけの話です。

 

一人で最後までやりたいって人はそれも可能ですし、僕みたいにいろいろアドバイスをもらいながら進めたいって人はそれも可能ですし、少人数の陶芸教室だからできることですね。

 

ちなみに僕のイメージは、富士山を逆さにしたような形です。

 

底が深くて狭い方が、料理のボリューム感が増していいのかなぁなんて考えました。

 

熱いものを入れても持ち上げられるよう、少し上げ底にしてあります。

 

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最後は、先生に軽量化をお願いしました。

 

素人が形成すると土の量が多くなってしまい、どうしても完成するお皿が重くなってしまうからです。

 

それじゃ普段使いはできないので、最後はプロの手を借ります。

 

「なんだよ、全部先生に頼ってんじゃねーか」と思われるかもしれませんが、プロの手を借りることは結構大事ですよ。

 

せっかく作ったお皿も、使い勝手が悪ければ食器棚の肥やしにやってしまいますからね。

 

話がそれましたが、ここで陶芸体験は終了です。

 

色付けと焼きは先生が担当してくれるため、釉薬の指定と色の付け方の指定をして終了です。

 

もちろん、陶芸のプロである先生がアドバイスをくれるから初心者でも安心です。

 

焼き上がったお皿は後日郵送されてきます。

焼き上がった器が届いた!

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どうでしょうか!

 

まさに思い描いていた通りの丼が完成しました。

 

底が深いという点にこだわったので、その通りの形になっていてテンション上がりました。

 

色も黒系をベースに、フチに白系のカラーリングと指定したので、見事にその通りになっていました。

 

これはいいぞ。

 

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過去の作品たち。

 

青い丸皿は今回作ったものですが、湯呑とマグカップは別の教室で作りました。

 

湯呑は持ちやすいようにくぼみを作り、マグカップは飲みやすいようにフチを広げています。

 

こうした細かいこだわりが、全て思い通りになるから陶芸は楽しいなって思います。

 

早速どんぶりに料理を入れてみました!

 

 

かんたんな料理ですが、器がいいと映えますね。

 

自分の手の大きさに合わせたサイズにしているので、持ちやすさも完璧です。

 

いやぁいい体験だった。

まとめ

 

  • 陶芸体験は事前予約が必要
  • 費用は3,000円程度
  • 所要時間は2時間ほど
  • 完成品が届くまで2ヶ月程度
  • 結構先生のアドバイスを受けることができる

 

これが陶芸体験のポイントです。

 

個人的には、先生のアドバイスがもらえる少人数制の教室ってところが良かったと思います。

 

記事中でも話しましたが、やっぱり気に入る器じゃないと長く使えないので、プロの手は借りておいたほうが良いぞ、ということです。

 

僕は理想通りの器が作れたので満足しています。